「健康な歯を削る」というブリッジの最大の問題
ブリッジは、抜けた部分の両隣の歯を支えにして人工歯を固定する治療方法です。保険の範囲で選択できることも多く、比較的費用を抑えやすい点はメリットといえるでしょう。
一方で、見逃せないデメリットもあります。それは、支えにする歯が健康であっても、大きく削る必要があるということです。
一度削った歯は元に戻ることはなく、被せ物の下で虫歯が再発するリスクも高まります。その結果、土台となっていた歯の状態が悪化し、将来的に抜歯へと進んでしまうケースも少なくありません。
長期的に考えると、本来残せたはずの歯まで失う可能性がある治療法である点は、十分に理解しておく必要があります。
デメリット1:ブリッジのぐらつき・適合不良
ブリッジは固定式の装置ですが、経年的な変化や支えとなる歯の状態によって、わずかな動きや浮きが生じることがあります。接着の劣化や土台の歯のトラブルが原因となり、違和感や噛みにくさにつながるケースもあります。
デメリット2:歯ぐきの腫れや感染リスク
ブリッジの構造上、人工歯の下や歯との境目は清掃が難しくなりがちです。わずかな隙間に汚れが溜まると、歯ぐきの炎症や細菌感染を引き起こすことがあります。適切なケアが行き届かない状態が続くと、歯周病の進行を招く原因にもなります。
デメリット3:支台歯への過度な負担
失った歯の機能を両隣の歯で補うため、支えとなる歯には通常以上の力が加わります。長期間にわたり負荷が続くことで、歯の破折や神経へのダメージなどが起こる可能性も否定できません。
デメリット4:耐用年数の限界
ブリッジは永久的な装置ではなく、年月とともに摩耗や劣化が進みます。統計的には、治療から約8年後の残存率は半数程度ともいわれており、何度も再治療をすることができず、支えとなる歯の抜歯が必要になります。こうした耐久性の問題も理解しておくべきポイントです。
健康な歯を守る唯一の治療法「インプラント」
ブリッジに不具合や違和感が生じた場合は、自己判断で様子を見るのではなく、できるだけ早めに歯科医院で診察を受けることが大切です。状態に応じた調整や処置を行うことで、症状の悪化を防げる可能性があります。
その際に重要なのは、単に今のトラブルを解消するだけでなく、「これ以上、周囲の健康な歯に負担をかけない選択ができているか」という視点です。
目の前の修復だけでなく、将来を見据えた治療計画を立てることが、お口全体を守ることにつながります。
もし再びブリッジで対応することに不安や疑問がある場合は、周囲の歯を支えにしない方法であるインプラント治療も一つの選択肢として検討してみる価値があります。
インプラント治療とは
インプラント治療は、人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。
失った歯の部分を骨に直接固定するため、周囲の健康な歯を削ったり、支えにしたりする必要がありません。その結果、残っている歯への負担を抑えながら機能回復を目指すことができます。
また、骨としっかり結合することで高い安定性が得られ、天然歯に近い噛み心地を再現しやすい点も特長です。しっかり噛めるという感覚は、日常の食事や会話の安心感にもつながります。
最終的な治療法の選択は、患者さんご自身のご希望や価値観によって決めていただくものです。ただし当院では、次のようなお考えをお持ちの方にはインプラント治療をご提案することが多くあります。
・これ以上、ご自身の歯を失いたくないと考えている方
・噛みにくさや食事の不安を根本から改善したい方
・取り外し式の入れ歯に抵抗を感じている方
将来を見据えた選択として、一つの有力な治療法といえるでしょう。
「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の比較
歯を失った際の治療法としては、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」があげられます。
その中でも私たちが「インプラント治療」をお勧めする理由は他の健康な歯にダメージを与えないからです。
インプラントは予防的な治療なのです。
それぞれの治療法の特徴と長期的な安定性を、下記で比較しています。
| 治療方法 | ブリッジ![]() | 入れ歯![]() | インプラント![]() |
| 健康な歯へのダメージ | ある | ある | ない |
| 噛む力 | 90% | 30% | 99% |
| 見た目の自然さ | ◎ or △ | × | ◎ |
| 寿命 | 約7〜8年 | 約3〜5年 | 半永久 |
ブリッジ治療を繰り返さないために
歯を失った場合の治療には、入れ歯・ブリッジ・インプラントなど複数の方法があります。
ただし、「どれが一番良いか」という答えは、すべての方に共通するものではありません。現在のお口の状態はもちろん、これからのライフスタイルや価値観によって、適した治療法は変わります。
大切なのは、それぞれの治療法のメリットだけでなく、デメリットや将来的な影響まできちんと理解したうえで、ご自身が心から納得できる選択をすることです。
スマイルオフィスデンタルクリニックでは、まず十分なカウンセリングを行い、患者さんのお気持ちや背景を丁寧にお伺いします。
今抱えている不安や不便さだけでなく、
「これから先、どのような毎日を送りたいのか」
「治療において何を優先したいのか」
といった想いまで共有したうえで、専門的な立場から複数の選択肢をご提示します。
一方的に治療を勧めることはありません。利点だけをお伝えするのではなく、リスクや長期的な見通しも含めて説明し、ご自身で判断できる環境を整えることを重視しています。
ブリッジの再治療や今後の治療方針に迷いがある方は、どうか一人で抱え込まずご相談ください。
目先の修復だけでなく、数年後、さらにその先まで見据えたお口づくりを一緒に考えていきます。
当法人のインプラント/オールオン4の「治療体制」

医療法人スマイルオフィスデンタルクリニックでは、難症例のインプラント治療の専門家である理事長・越前谷 澄典のもと、最先端のインプラント治療を実践しています。
インプラントの担当医を紹介します
当グループのインプラント治療では単に「歯を入れる」ことを目的としたインプラント治療は行っていません。
理想的な歯並びや噛み合わせを重視し、インプラントの人工歯が長持ちする噛み合わせを追求しています。
インプラントはゴールではなく、「これからの人生をどう過ごしていただくか」を支えるための手段のひとつです。
患者さまにとって「最後の治療」となるよう、必要性を慎重に見極めたうえでご提案しています。
インプラント治療「最後の砦」/Dr越前谷

越前谷 澄典
歯科医師/歯学博士
医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニック 理事長
GDHインプラントオフィス札幌 院長
多数歯欠損や骨量不足などの難症例に対するインプラント治療を専門とし、年間1,000本以上の埋入実績を有する。
オールオン4・ザイゴマインプラントのライブオペセミナーを通じ、全国の歯科医師への教育活動にも取り組んでいる。
【経歴】
北海道函館ラ・サール高校卒
2001年 北海道医療大学歯学部歯学科 卒業
2001年-2002年 北海道大学歯学部予防歯科学講座 入局
2002年-2005年 札幌市内開業医にて勤務
2005年 E-スマイル歯科クリニック開業
2006年~ 医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニック 理事長
2021年~ GDHインプラントオフィス札幌 院長
全国の歯科医師を「指導」
理事長・越前谷はインプラントメーカー主催セミナーでの講師依頼、オールオン4やザイゴマインプラント治療の臨床セミナーを主催し、全国の歯科医師にインプラント治療の技術を指導しています。
他院で断られた「難症例」にも対応
骨量が少ないケースや多数歯欠損など、難易度が高いとされるインプラント治療にも対応しています。他院で「難しい」と言われた方も、オールオン4やザイゴマインプラント、骨造成などを組み合わせ、症例ごとに最適な方法を選択します。
デジタルインプラント治療の「最前線」/Dr吉田

吉田 茂生
歯科医師
スマイルオフィスデンタルクリニック西野 院長
「コンピュータ・インプラント・システム」をはじめとした、最新のデジタル治療設備を積極的に取り入れた治療に取り組んでいる。
【経歴】
2018年 北海道医療大学歯学部 卒業
2019年 北海道大学 臨床研修修了
2021年 医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニック西野 院長
最新の「デジタル・インプラント」
CTやシミュレーションソフト、ガイド、口腔内スキャンなどを活用し、インプラント手術から補綴工程までをデジタルで一貫管理する世界基準の術式を得意としています。
事前にデジタル上で精密な治療計画を立案し、埋入位置・角度・深さをリアルタイムで確認しながら手術を実施します。
経験や勘だけに頼るのではなく、最新のデジタル ・精密機器による客観的データに基づいて進めることで、人為的な誤差を最小限に抑えます。
安全性と精度を追求し、再現性の高いインプラント治療を提供しています。
最先端の「精密機器」で治療の精度を向上
インプラント手術ナビゲーションシステム「Xガイド」

インプラント手術の安全性と精度を高めるため、ナビゲーションシステム「Xガイド」を導入しています。
事前にCTデータをもとに作成したシミュレーション計画に沿って、インプラントを埋入する位置・角度・深さをリアルタイムで確認しながら手術を行うことができます。
コンピュータによるガイドのもとで処置を進めることで、計画通りの正確な埋入を目指し、より安心できるインプラント治療を提供しています。
専用オペ室で行うインプラント手術

スマイルオフィスデンタルクリニックでは、インプラント手術を専用のオペ室で実施しています。
手術に使用する器具は、厳格な滅菌・洗浄工程を経て管理されています。
衛生管理を徹底することで、院内感染のリスクを最小限に抑え、安全性に配慮した治療体制を構築しています。
安心して手術を受けていただける環境づくりも、私たちが大切にしている取り組みの一つです。
日々の臨床で磨き続けている技術力

一般的な歯科医院で行われるインプラント手術は、年間で十数件程度といわれることが多く、月に1回あるかどうかというケースも少なくありません。
一方、スマイルオフィスデンタルクリニックは、インプラントや矯正などの自費診療を多数行っているクリニックです。
日常診療の中でインプラント治療の比重が高く、手術はほぼ毎日のように行っています。
特にオールオン4のような高度な治療を継続的に実施している医療機関は国内でも限られており、難症例にも対応できる体制を整えています。
症例数が多いということは、さまざまな骨の状態や全身状態、噛み合わせの条件に向き合ってきた経験の積み重ねでもあります。豊富な臨床経験は、術式の選択やリスク管理、トラブル回避の判断力に直結します。
治療実績や日々の取り組みも、歯科医院選びの大切な判断材料のひとつです。
私たちは、これまで培ってきた経験と技術をもとに、安全性と精度の高いインプラント/オールオン4治療の提供に努めています。
痛みや恐怖心に配慮した「睡眠無痛治療」

インプラント治療は外科処置を伴うため、「歯科治療が怖い」「手術に強い不安がある」という方にとって大きな負担になることがあります。
当院では、静脈内鎮静法による「睡眠無痛治療」を導入しています。点滴で鎮静薬を投与し、うたた寝のようなリラックス状態で手術を受けていただく方法です。
治療中の痛みや恐怖をほとんど感じにくく、処置の記憶も残りにくいのが特長です。
安心の長期保証

メンテナンスを受けていたにも関わらず、当院で埋入したインプラントが抜けてしまった場合、インプラントの再埋入にかかる手術費用は「無償」で行わせて頂いています。
骨造成が必要な場合は実費負担となり、上部構造は保証対象外となりますので、上部構造の保証をご希望のかたは第三者保証機関であるインプラント保証サービス「ガイドデント」による上部構造も含めた10年保証もご用意しております。
料金体系

インプラントの手術料金(1本):税込 462,000円〜(月額4,655円からの分割払いも可)
※上記は初診料、CT検査、血液検査、歯周病PCR検査、⼿術費⽤(局所⿇酔、投薬)、インプラント1本、アバットメント、最終補綴物、最終補綴物装着までの経過観察費⽤、ホームケアグッズ、治癒期間中に骨結合しない場合の再⼿術費⽤全てが含まれます。
※分割払いはデンタルローン利用となり、審査が必要となります。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。



〒060-0002
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TEL 011-251-8888

〒063-0032
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・山の手通り沿い、スーパーマンボウ並び
TEL 011-668-6681




