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あなたの口臭は歯周病が原因?症状と解消法を徹底解説

2026.01.28

「毎日きちんと歯を磨いているのに口臭が気になる」

「マウスウォッシュを使っても、時間が経つとまた臭ってしまう」

このようなお悩みはありませんか。

口臭の原因は食べ物や生活習慣だけでなく、歯周病が関係しているケースも少なくありません。

歯周病は初期の段階では自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行し、慢性的な口臭の原因となることがあります。

本記事では、

口臭が発生する仕組み
歯周病と口臭の深い関係
歯周病による口臭を改善・予防するための具体的な方法

について、歯科の視点から分かりやすく解説します。

「もしかして歯周病が原因かもしれない」と感じている方が、今の状態を知り、正しい対策をとるための参考として、ぜひ最後までご覧ください。

スマイルオフィスデンタルクリニック西野吉田院長


【この記事の監修歯科医師】

吉田 茂生 先生

歯科医師
スマイルオフィスデンタルクリニック西野 院長

北海道医療大学歯学部卒業。
患者様にとって人生最後の治療になるよう、日々歯科の技術と知識の向上に情熱を注いでいます。

1. 口臭の原因とそのメカニズム

口臭にはさまざまな原因がありますが、なぜ臭いが発生するのか、その仕組みを理解することが改善への第一歩です。

ここでは、歯周病を中心に、口臭が起こる基本的なメカニズムを解説します。

歯周病とは

歯周病による口臭のメカニズム

慢性的な口臭の原因として、最も多く見られるのが歯周病です。

歯周病は、歯ぐきの炎症と細菌の増殖によって、強い口臭を引き起こします。

歯周病は、歯と歯ぐきの境目に溜まったプラーク(歯垢)が原因で、歯ぐきに炎症が起こる病気です。

炎症が進行すると、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットと呼ばれるすき間が深くなります。

この歯周ポケットの中は酸素が少なく、歯周病菌が非常に増殖しやすい環境です。

歯周病菌は、歯周ポケット内に溜まった汚れやタンパク質成分を分解する過程で、強い臭いを持つガスを発生させます。

これが、歯周病による口臭の正体です。

歯磨きで歯の表面をきれいにしても、歯周ポケットの奥に細菌が残っていると、時間が経つにつれて再び臭いが出てくる理由はここにあります。

さらに、歯ぐきに炎症が起こると血流にも変化が生じます。

炎症部位では出血や滲出液が増え、これらが細菌の栄養源となることで、口腔内の環境はより悪化します。

そのため、歯周病が進行するほど、口臭は強く、慢性化しやすくなります。

歯周病以外の口臭の原因

口臭の原因は歯周病だけではありません。

日常生活や全身の状態が影響している場合もあり、複数の要因が重なって臭いが強くなることがあります。

たとえば、食べ物の残りかすが口腔内に残ると、細菌によって分解され、臭いの原因になります。

また、義歯(入れ歯)や被せ物の清掃が不十分な場合、汚れが溜まりやすく、口臭につながることがあります。

抜歯後の治癒途中や、歯ぐきに炎症が残っている状態も、臭いを感じやすい要因の一つです。

さらに、口臭は口の中だけでなく、内臓の疾患が影響することもあります。

消化器系の疾患や糖尿病などでは、ジメチルサルファイドと呼ばれる成分が体内で産生され、呼気として臭いを感じる場合があります。

ただし、これらは比較的まれであり、慢性的な口臭の多くは口腔内の問題が原因であることがほとんどです。

いずれにしても、口腔内の衛生状態が悪いと臭いは強くなりやすいため、原因を正しく把握し、適切に除去・改善することが重要です。

口腔乾燥症と口臭の関連

口臭と見落とされがちなのが、口腔内の乾燥との関係です。

唾液の分泌量が減ることで、細菌が増殖しやすい環境が作られます。

唾液には、口腔内の汚れを洗い流し、細菌の増殖を抑える働きがあります。

しかし、口腔乾燥症があると唾液の分泌が減少し、プラークや舌苔が溜まりやすくなります。その結果、口腔内の細菌が増殖し、歯周病による炎症や口臭が悪化することがあります。

特に、糖尿病のある方や、薬の影響で唾液分泌が低下している方は注意が必要です。

日常生活では、こまめな水分補給や口呼吸を避けることが、乾燥対策として有効です。歯磨きや舌苔ケアと併用することで、口腔内環境の改善につながります。

2. 歯周病と口臭の関係

歯周病と口臭は切り離して考えることができません。

歯周病が進行するほど、口臭は強くなり、慢性化しやすくなります。

ここでは、歯周病の進行と口臭の変化、症状や診断のポイント、そして口臭を引き起こす歯周病菌について解説します。

歯周病の進行と口臭の強さ

歯周病は、進行するにつれて口臭が悪化していく病気です。

その理由は、炎症と感染が広がる過程で、口腔内のバランスが大きく崩れていくためです。

初期の歯周病では、歯ぐきに軽い炎症が起こる程度で、口臭もそれほど強く感じない場合があります。

しかし、歯垢が十分に除去されない状態が続くと、歯周病は徐々に進行し、歯周ポケットが深くなっていきます。

歯周ポケットが深くなると、内部に汚れや細菌が溜まりやすくなり、歯周病菌が増殖します。

この過程で、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物が多く発生し、臭いは次第に強くなります。

歯磨き直後は一時的に軽減しても、時間が経つと再び強い口臭を感じるようになるのが特徴です。

さらに歯周病が進行すると、歯ぐきからの出血や膿が見られるようになり、これらも細菌の栄養源となります。

その結果、口腔内の環境はさらに悪化し、口臭はより強く、持続的な問題へと変化していきます。

歯周病の症状と診断

歯周病は自覚症状が出にくい病気ですが、いくつかの特徴的な症状があります。

特に、口臭を感じる場合は、歯周病が進行している可能性が高いと考えられます。

歯周病の代表的な症状として、歯茎の腫れや出血が挙げられます。

歯磨きの際に血が出る、歯ぐきが赤く腫れているといった状態は、歯ぐきに炎症が起きているサインです。これらの症状に加えて、慢性的な口臭を感じる場合は、歯周病による影響を疑う必要があります。

歯周病は進行すると、歯を支える骨が減少し、最終的には歯がぐらついたり、抜歯が必要になるケースもあります。

そのため、症状を感じた段階で早めに歯科クリニックを受診することが重要です。

歯科では、歯周ポケットの深さの測定やレントゲン検査などを行い、歯周病の進行段階を診断します。

定期的な歯科検診を受けることで、歯周病を早期に発見し、口臭を含めたトラブルを未然に防ぐことができます。

口臭を引き起こす歯周病菌

歯周病による口臭の直接的な原因は、特定の細菌が産生するガスです。

これらの細菌は、酸素の少ない環境を好む嫌気性菌で、歯周ポケットの中で増殖します。

歯周病菌は、歯石や歯垢の中に存在し、口腔内に溜まったタンパク質成分を分解することで、硫黄を含むガスを発生させます。

このガスが、歯周病特有の不快な臭いの正体です。

なぜ歯周病の口臭が強いのかというと、これらのガスが非常に臭いの強い成分であるためです。

虫歯や食べかすも口臭の原因になりますが、歯周病菌が関与している場合、臭いはより持続的で、セルフケアだけでは改善しにくくなります。

そのため、歯磨きやマウスウォッシュと合わせて、歯石除去歯周治療を行うことが重要です。

口臭が気になり始めた段階で早めに対処することで、歯周病の進行を防ぎ、口腔内の環境を良好に保つことができます。

3. 口臭のセルフチェック方法

口臭は、自分では気づきにくく、判断が難しいものです。

そのため、「一時的なものだろう」と思っていた口臭が、実は歯周病と関係しているケースも少なくありません。

まずは、口臭の原因が歯ぐきや歯周ポケットなど、自分では見えにくい部分にある可能性を理解することが大切です。

そのうえで、日常生活の中で確認できるセルフチェックを行ってみましょう。

歯周病による口臭セルフチェック項目

次の項目のうち、当てはまるものがいくつあるか確認してください。

  • 歯磨きのときに歯ぐきから出血することがある
  • 歯ぐきが赤く腫れている、または下がってきたと感じる
  • 朝起きたとき、口の中がネバつく感じが強い
  • 口臭が一時的ではなく、長く続いている
  • フロスや歯間ブラシを使うと嫌な臭いを感じる
  • 以前よりも口臭を指摘されることが増えた
  • マウスウォッシュを使っても、すぐに口臭が戻る

これらは、歯周ポケットが深くなり、歯周病菌が増殖している可能性を示すサインです。

セルフチェックは「気づくための目安」です

セルフチェックは、あくまでもご自身の状態を知るための目安です。

すべてが当てはまらなくても、複数の項目に心当たりがある場合は、歯周病が進行している可能性があります。

歯周病による口臭は、歯の表面をきれいにするだけでは改善しにくく、歯ぐきの中のケアが必要になることが多いのが特徴です。

気になる症状が続く場合は、早めに歯科で原因を確認することが、口臭改善への近道となります。

4. 歯周病による口臭を改善するための対策

歯周病による口臭は、正しいケアと適切な治療によって改善が期待できます。

ここでは、毎日のホームケアでできることと、歯科医院で行う専門的な対策について解説します。

口臭の治療

正しい歯磨きとケアの方法

口臭対策の基本となるのが、毎日の歯磨きとセルフケアです。

多くの方が歯磨きをしていますが、「磨けている」「汚れが落ちている」は必ずしも一致しません。

歯磨きは、歯と歯ぐきの境目を意識して丁寧に行いましょう。

歯周病の原因となる汚れは、この境目に溜まりやすいため、力を入れすぎず、小刻みにブラッシングすることが大切です。

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に除去できないことが多くあります。

そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが重要です。

特に歯間ブラシは、歯周ポケットが深くなっている部分のケアに役立ちます。

また、舌の表面には舌苔と呼ばれる汚れが溜まりやすく、口臭の原因となることがあります。

専用の舌ブラシや歯ブラシを使い、軽い力で舌の表面を掃除することで、口臭の軽減につながります。

ただし、磨きすぎは舌を傷つける原因になるため注意が必要です。

義歯(入れ歯)を使用している場合も、毎日の清掃を怠ると汚れが溜まりやすくなります。

歯磨き、フロス、歯間ブラシなどを組み合わせたケアを習慣化することが、口臭予防の基本となります。

歯科医院での専門的な治療

歯周病による口臭を根本的に改善するためには、歯科医院での専門的な治療が欠かせません。

セルフケアだけでは取り除けない汚れや歯石が、歯周病の進行を招いていることが多いためです。

歯科医院では、定期的な歯科検診を通じて、歯周病の進行状態や口腔内の問題を早期に発見することができます。

スケーリングプロフェッショナルクリーニングを行うことで、歯垢や歯石を除去し、口腔内環境を整えることが可能です。

歯周病が進行している場合には、歯周ポケット内の清掃や、必要に応じた歯周病治療を受けることになります。

これにより、炎症が抑えられ、口臭の原因となる細菌の数を減らすことができます。

また、インプラントや矯正歯科、審美歯科治療を受けている方も、定期的なメンテナンスが重要です。

歯科医師の指示に従い、予防歯科の視点で継続的にケアを行うことで、口臭だけでなく虫歯や歯周病の再発防止にもつながります。

気になる症状がある場合は、我慢せず早めに歯科医院へ予約し、相談することが大切です。

5. 口臭を防ぐための生活習慣の見直し

歯周病による口臭対策は、歯科での治療や毎日のケアだけで完結するものではありません。

日々の生活習慣を見直すことが、口臭の予防と再発防止につながります。

ここでは、食生活ストレス管理の観点から、口臭を防ぐために意識したいポイントを解説します。

食生活の改善と口臭対策

口臭を防ぐためには、毎日の食事内容を見直すことが重要です。

食生活は、口腔内の環境や唾液の分泌量に大きく影響します。

バランスの取れた食事を心がけ、野菜や果物を意識して取り入れることで、口腔内の健康維持につながります。

よく噛んで食べることは唾液の分泌を促し、生理的な口臭の軽減にも効果が期待できます。

また、水分をこまめに摂取することも大切です。

口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなり、口臭が発生しやすくなります。

特に、起床後や会話が多い日、空調の効いた環境では意識して水分補給を行いましょう。

一方で、ニンニクやタマネギなど、臭いの強い食べ物は口臭の原因となることがあります。

これらの食材は健康面でのメリットもありますが、人と会う予定がある場合などは摂取量やタイミングに注意すると安心です。

市販の口臭対策用品に頼るだけでなく、日々の食事を改善することが、根本的な対策となります。

ストレス管理と口腔ケアの重要性

口臭は、口腔内の状態だけでなく、ストレスとも深く関係しています。

ストレスが続くと唾液の分泌が減少し、口の中が乾燥しやすくなるため、口臭のリスクが高まります。

日常生活の中で、自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。

軽い運動や入浴、趣味の時間を持つなど、無理のない方法を取り入れることで、心身のバランスが整いやすくなります。

また、ストレス体調の変化は、歯周病の進行や悪化にも影響を与えることがあります。

糖尿病などの全身疾患がある場合は、口腔内のトラブルが起こりやすいため、特に注意が必要です。

正しいブラッシングやプラークの除去を継続しつつ、定期的に歯科医院で検診やクリーニングを受けることで、口臭を防ぐだけでなく、歯周病の早期発見にもつながります。

気になる症状がある場合は、早めに歯科へ相談することが、健康な口腔環境を保つための大切な一歩です。

6. まとめ

口臭の原因はさまざまですが、慢性的に続く口臭の多くは、歯周病と深く関係しています。

歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、気づかないうちに進行し、口臭として現れることも少なくありません。

歯周病による口臭は、歯磨きやマウスウォッシュなどのセルフケアだけでは改善が難しい場合があります。

歯周ポケットの中で増殖する細菌や歯石が原因となっているため、正しいケアと歯科医院での専門的な治療を組み合わせることが大切です。

また、口臭対策には、毎日の歯磨きやフロスの使用だけでなく、食生活や水分補給、ストレス管理などの生活習慣を見直すことも欠かせません。

これらを継続することで、口臭の予防再発防止につながります。

「もしかして歯周病が原因かもしれない」「セルフチェックで気になる項目があった」という方は、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。

早期に対応することで、口臭の改善だけでなく、大切な歯を長く守ることにもつながります。


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