静脈内鎮静法は、歯科治療や手術中の不安や痛みを軽減するための方法です。
スマイルオフィスデンタルクリニックでは主にオールオン4やザイゴマインプラントなどの侵襲性の高いインプラント治療は静脈内鎮静法を行なったうえで手術を行います。
また、それ以外にも親知らずの抜歯、嘔吐反射が強い方や歯科恐怖症がある方、パニック障害がある方など、歯医者が苦手なのでリラックスして治療を受けたい場合にもご案内可能です。
静脈内鎮静法がどのようなもので、メリットがあるかはこちらの記事もあわせてお読みください。
静脈内鎮静法は全身麻酔と違い入院する必要はありませんが、いくつか注意事項があります。
このページでは、静脈内鎮静法の注意事項についてご紹介します。
【この記事の監修歯科医師】
越前谷 澄典 先生
歯科医師/歯学博士
医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニック 理事長
GDHインプラントオフィス札幌 院長
北海道医療大学歯学部卒業。
年間1,000本以上のインプラント埋入の手術を行ない、日々歯科の技術と知識の向上に情熱を注いでいます。
目次
1. 事前の準備
当院で受けていただいた血液検査の結果、現在服用中の薬やアレルギー歴、過去の麻酔経験などを歯科麻酔科医に確認してもらいます。これは患者様の健康状態に応じて使用する薬剤、投与量を調整するためです。
2. 処置前日の注意事項
治療の前日はアルコールの摂取を控えてください。
食べ過ぎも避けて、十分な睡眠を取り、体調を整えてください。
3. 処置当日の注意事項
・飲食の制限
当日処置開始5時間前から飲食は禁止です。飲み水は2時間前まで可能です。
※ただし、糖尿病でインシュリンや血糖降下剤を服用している方は、あらかじめご相談ください。
・服装
血圧計、心電計を装着するので、腕や素肌を出しやすく、締め付けの少ない楽な服装でお越しください。
治療中は血液の酸素供給が正常に行われているかどうかをリアルタイムで測定するため、爪にパルスオキシメーターを装着しますので、マニキュアは落として下さい。
4. 処置後の注意事項
静脈内鎮静終了後、ふらつきが出ることがありますので、治療後はできるだけ安静にして下さい。
・帰宅方法
帰宅の際も自転車、バイク、自動車などのご自身での運転はおやめください。
おひとりで電車で帰られる場合はホームに転落する可能性もあるため、おひとりでの公共交通機関でのご帰宅は避けて下さい。
基本タクシーか付き添いのかたと公共交通機関をご利用ください。
スマイルオフィスデンタルクリニックでは送迎サービスもご用意しておりますのでお気軽にご相談ください。
・飲食
治療後の数時間は固形物の摂取を避け、消化の良いものから徐々に摂るようにしてください。
アルコールの摂取も控えてください。
※治療後に異常な痛みや腫れ、出血が続く場合は、すぐに当院までご連絡ください。
※上記の留意事項を守れない場合は静脈内鎮静法の実施が困難と判断されることもありますので、ご了承下さい。
5. 静脈内鎮静法が行えない方
以下の条件に該当する方は静脈内鎮静法が行えませんので、ご注意ください。
・狭隅角緑内障、HIV、てんかんの既往がある方
・ご自身もしくはご家族に悪性高熱症の既往がある方
・妊娠している方
・使用薬剤に対して禁忌症の方
・緊急時の気道確保が困難な方(例:開口障害、小顎症など)
静脈内鎮静法は、適切な管理と注意事項を守ることで、安全に治療を受けることができます。不明点や不安な点がありましたら、いつでも当院スタッフにご相談ください。
6. まとめ
静脈内鎮静法は制限などありますが、利用することでリラックスして治療が受けられ、あっという間に終わっているような感覚になることが期待されますので、非常にメリットも大きいです。
治療したいけど怖いというかたには非常にオススメです。
静脈内鎮静法は少しハードルが高いというかたには、笑気ガス鎮静法もご用意しております。
少しでも不安を解消して治療を受けて頂けるようサポートしてまいりますので、お気軽にご相談ください。
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