【静脈内鎮静法】どんな感じ?リスクや副作用は?

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【静脈内鎮静法】どんな感じ?リスクや副作用は?

2020.11.24

インプラント

インプラント治療は不安や緊張を抱きながら治療を受けられる方は非常に多いです。

そのためスマイルオフィスデンタルクリニックでは少しでもリラックスして治療を受けて頂けるよう静脈内鎮静法をご用意しております。

基本的には患者さまのご要望があればご案内させて頂いておりますが、インプラント治療のなかでも患者さまのご負担が大きくなるAll-on-4(オールオン4)治療においてはこちらから患者さまに静脈内鎮静法を推奨させて頂いております。

札幌市で3,000本以上インプラント手術実績のある歯科医院スマイルオフィスデンタルクリニック西野の越前谷澄典院長が静脈内鎮静法のメリットと副作用についてご紹介します。
>> 越前谷先生のこれまでのインプラント治療実績

オールオン4インプラントバナー

1.静脈内鎮静法とは

腕に点滴をして静脈内鎮静法する写真

静脈内鎮静法(Intravenous Sedation:IVS)とは、鎮静薬や麻酔薬を点滴から静脈内に注入し、治療に対する不安や恐怖心を取り除く方法です。

1-1.痛みを取る麻酔ではなく、不安や恐怖心を取る麻酔

静脈内鎮静法はあくまでも不安や恐怖心を取り除き、精神的な安静状態をもたらすのが目的です。痛みを感じさせない麻酔は通常の歯科治療で行う局所麻酔を用います。

スマイルオフィスデンタルクリニックでは局所麻酔の際も痛みを感じさせないような取り組みを行っていますが、静脈内鎮静法と併用することで、うとうとしている間に麻酔をしてインプラント手術も終わらせることが可能です。

1-2.静脈内鎮静法と全身麻酔との違い

静脈内鎮静法と全身麻酔との違い

全身麻酔との違いは、全身麻酔では意識がなく、自発呼吸もできなく、入院が必要ですが、静脈内鎮静法では意識はあり、自発呼吸もでき、入院は不要です。

2.静脈内鎮静法のメリット

静脈内鎮静法3つのメリット

静脈内鎮静法のメリットは大きく3つあげられます。

2-1.気がづいたらインプラント手術が終わっている

患者さまは傾眠(眠ったようなうつらうつらしているような状態)あるいは入眠状態になりますので、気づいた時には治療が終わっている、長い時間かかったのにあっという間に感じられるといったメリットがあります。

2-2.リラックスした状態でインプラント手術が受けられる

過度な緊張や不安は麻酔が効きにくくなったり、神経性ショックをはじめとする全身的な偶発症を発生させる原因ともなりますので、リラックスしながらインプラント治療が受けられることは安心でもあり、安全でもあるのです。

2-3.健忘効果で嫌な思い出を残さない

基本的には傾眠状態で行いますので意識はあります。治療中もこちらが「痛いですか?」と聞くと「大丈夫です」といった会話が行われています(実際は頷いたり、手を上げてもらったりして答えてもらっています)。それでも治療が終わった後は全く覚えていないという方がほとんどです。

歯医者さんが苦手な方のほとんどの原因は、痛みを覚えているというよりは「痛かった記憶」が脳裏に残っているのが原因だと思われます。インプラント手術に対する「痛かった記憶」や「つらかった記憶」を残さないというのは今後の歯科治療においてもとても大切なことです。

3.静脈内鎮静法のデメリット

薬を使用する以上、全ての方が適応ではなく受けられない方がいらっしゃいます。また、当日に患者さまに守って頂きたいお約束もあります。

逆に言うと、そうしたことがクリアされれば基本的には安全性の高い麻酔方法だと言えます。

3-1.静脈内鎮静法のリスク、副作用

静脈内鎮静法で使用する薬剤の代表的なものとして「ミダゾラム(ドルミカム)」「プロポフォール」があげられます。それらの薬剤の副作用が一番のリスクとなります。

薬剤の禁忌症例は次にご紹介しますが、問題ない方に関しましても薬剤を使用する以上、血圧やSpO2(動脈血酸素飽和度)など、全身をモニタリングをしながら薬の量を調節していきますのでご安心ください。

3-2.静脈内鎮静法を受けられない方

静脈内鎮静法で使用する薬剤の副作用として、以下の方は受けられないです。

・妊娠している方
流産の危険性があります。

・開口障害、小顎症の方
症緊急時の気道確保が困難なためです。

・緑内障の方
悪化する可能性があります。

・HIVの方
多くの抗HIV薬では静脈内鎮静法に使われるドルミカムという薬剤は併用が禁忌とされています。

・てんかんの既往がある方 
てんかんが再び起こる可能性があります。

・ご家族に悪性高熱症の既往がある方
吸入麻酔使用時、意識障害等を引き起こす悪性高熱症を発症する時が稀にあり、さらに頻度は低いですが、今回使用する鎮静剤使用時に悪性高熱類似症状を発症する時があります。

3-3.当日の注意事項

鎮静時に嘔吐などが起こると、誤嚥して肺炎などを引き起こす危険があるため、処置開始5時間前から飲食は禁止となります。飲み水は2時間前まで可能です。

術後も稀にフラつきや眠気が残る可能性がありますのでお車での運転は控えて頂きます。ご家族の方などにお迎えに来ていただくか、難しそうでしたら送迎させて頂きますので何なりとご相談ください。

4.静脈内鎮静法の流れ

①事前の体調確認
体調や当日の注意事項など再度確認させて頂きます。
不安なことや疑問点があればご遠慮苦なくご質問ください。

②生体情報モニターの設置
血圧計や心電計、パルスオキシメーター(爪で動脈中の酸素濃度を測る器械)などをつけます。

③点滴を注入
点滴で麻酔薬を注入していきます。注入後すぐに効果が出始めていき、ゆっくりと眠くなってきますが、意識もあり会話もできます。この時の会話も術後ほとんどの患者さまは覚えていません。

④治療開始(モニタリング)
麻酔が効いているか確認した後、治療を開始します。
治療中も術者とは別の麻酔担当医が異常がないか常にモニターで身体状況をチェックしています。

⑤リカバリー
治療後は麻酔効果が抜けるまでのあいだ少しお休みして頂きます。スマイルオフィスデンタルクリニックにはお休み用のヒーリングルームというお部屋をご用意しています。All-on-4(オールオン4)治療の場合はこの間に仮歯を作成します。通常のインプラント治療や親知らずの抜歯などでは、眠気やフラつきがないことを確認して、その後の注意事項を再度お伝えしてからご帰宅頂けます。

麻酔を止めてからのリカバリーが早いというのも静脈内鎮静法の特徴です。

5.インプラント手術時における静脈内鎮静法

インプラント手術時は骨に穴を開けてインプラントを埋入していきます。その際に「ゴリゴリ」といった削る音が聞こえたり、振動を感じたりされます。

静脈内鎮静法を行なったうえでインプラント手術を受けていただくことで、そうした嫌な記憶は残らず、安心してインプラント治療を受けて頂けます。

ただし、1本2本のインプラント埋入であれば手術時間は1時間もかかりません。そのため静脈内鎮静法を行うほうが時間がかかったり、術前術後の制限ができたりなど、かえって負担を感じてしまう方もいらっしゃいます。

All-on-4(オールオン4)のように広く骨を削ったりする大掛かりなインプラント手術の場合は静脈内鎮静法を推奨しますが、すぐに手術が終わるようなケースで、特に不安や恐怖心が強くなさそうな患者さまに関しては、無理に静脈内鎮静法を行わなくてもいいかもしれません。

そうしたことも治療前に一緒に考えてまいりますのでご安心ください。

6.おわりに

静脈内鎮静法は非常に安全性の高い麻酔方法です。それは事前の問診や血液検査を行ったうえで静脈内鎮静法が問題なく行えるかをしっかりと調べているからです。

残念ながら場合によっては静脈内鎮静法を受けられない方もいらっしゃいますが、そうした方もご安心していただけるよう笑気ガス鎮静法もご用意していますし、何よりインプラント治療の不安や緊張を和らげる一番の薬は患者さまとの信頼関係だと思っています。

スマイルオフィスデンタルクリニックでは安全なインプラント治療を行うにあたって問診や検査や度々行わせて頂いておりますが、そうした中で信頼関係を築いていけるよう、説明や対応など患者さまとのコミュニケーションを大切にしております。

静脈内鎮静法だけでなく、患者さまが安心して通って頂けるよう日々診療しておりますのでご安心くださいませ。

・インプラント治療のご相談はスマイルオフィスデンタルクリニック西野院まで
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